【seedsサプリメント・健康食品】腸内細菌コミュニティをコンパクトに再現、個別化対応を促進
- 2021/9/27
- 大学のシーズ
東海国立大学機構岐阜大学 応用生物科学部 応用生命科学課程食品生命科学コース
准教授 稲垣 瑞穂
■概要
近年、食品・医薬品メーカーでは、個人の腸内環境を分類し、タイプに応じた食品・医薬品の開発を目指す動きがあります。当研究室では、腸内環境を再現できる1 mL培養方法の構築を行っています。
「プラスチックプレートに①培地を分注する、②糞便希釈液を植菌する、③恒温槽で培養する」の3つの工程で腸内環境を再現します。
細菌培養のスケール・ハンドリングを細胞培養の感覚に近づけました。スタートアップに準備する備品も少なく、細菌を扱う一般的なラボであれば導入しやすいところも特徴です。
■活用例
・食品素材・サプリメント・医薬品の開発
・既存の医薬品・農薬などの安全性評価
■お問い合わせ
岐阜大学 産学官連携推進部門(吉本)
E-MAIL. yoshi_ta@gifu-u.ac.jp
URL. https://www.sangaku.gifu-u.ac.jp/
TEL. 058-293-3193
FAX. 058-293-2032