コロナ禍の大学生たちのリアルな本音をお教えします!Vo3

コロナがまだまだおさまらない地域の大学生としばらく感染者が出ていない地域の大学生、過ごし方に変化はあるのでしょうか。現役大学生が、同じ大学生にきいたシリーズ企画です。

#島根県立大学3年K.S君の場合

―今、勉強していることはなんですか?―

社会科学内の主に国際研究に寄った学習を大学ではしています。それらに関連して、英語と第二言語に中国語の講義があります。
大学では東アジアの研究が中心ですが、世界の民族や文化に一年のときから興味がありました。
二年から学部全員ゼミに入るのですが、私のところでは新聞のスクラップ
(卒論準備兼ねる)が課題として毎週出されており、去年一番興味深かった記事は現ローマ教皇のジェンダー問題に対する姿勢とそれに対するバチカンの対応でした。

―大学生活で一番力をいれていることは?

サークルは一年の秋に辞めてしまいましたが、かといって学習に熱心に向き合っていたわけではありませんでした。
大学で学んだことを趣味に利用してやろうくらいの感覚で講義を受けています。具体的に挙げると、「憂国のモリアーティ」という作品では近代イギリスが舞台であり、当時の社会の問題点が描写されていますが、大学の講義でジェントルマン階級について、そして彼ら彼女らの文化について理解することでより作品を楽しむことが出来ました。

また大学外では、人前で話すのが苦手なのでバイト中などは会話の練習だと思って、平常心を保つことなどを心掛けています。
普段からなるべく新聞を読んでいますが、過去に読んだ本や記事などの知識と結びつけながら読むようにしています。

―今後力を入れたい活動はありますか?

民族について学びたいのですが、社会科学内の該当する課程であまりよい成績を収められていないので、もう少し考えるべきという状況です。
卒論研究についてもゼミや講義を通して見つけていきたいと思っています。

―今後、大学で学ぶ分野は?

民族について学びたいのですが、社会科学内の該当する課程であまりよい成績を収められていないので、もう少し考えるべきという状況です。
卒論研究についてもゼミや講義を通して見つけていきたいと思っています。

―現時点の就職先の希望はありますか?

アニメの影響を受けて地方厩務員になりたいと思っていますが、あくまで現時点であり、しっかりと情報を集めて、本当に自分に合っているのかなどを考え練っていきます。

―就職活動についての現在のイメージは?

40年間働き定年退職する自分をイメージできないので、転職が可能な職業につくべきなのではと思っています。
三年の夏が練習で四年からが本番みたいな漠然としたものしかありません。

―仕事とは(何のために仕事するのか)

第一に生活のためであり、その次に自分のやりたいことで社会貢献ができるもの、というのが理想であると考えています。
あくまで理想であり、それだけでは社会は成り立たないと思っていますが、後悔しないように就活したいです。

―今、一番興味があることは?

なんといってもアニメ鑑賞で、些細なことでも作り手側の思考が気になっています。アニメを観れば観るほど自分にはこれは作れないなと実感させられるので楽しいです。

―今、周りを含め流行っていることは?

友人と会う機会が減ったのでわかりませんが、少し前に「バターアイス」が様々な食べ方が出来て素晴らしいと聞きました。
普通に食べる分の一本しか入手できませんでしたが、ずっと食べ続けてもすぐ飽きそうだなと思いました。
しかし、そのための様々な食べ方であり、通常のアイスよりはるかに長い期間楽しむことが出来るのは商品として素晴らしく、話題性があるのに納得しました。

―時間のあるときは何をしていますか?

同じアニメを何回も見ています。あまりたくさんアニメを観る方ではないのですが、観た回数だけ気付きがあり、あまり有意義な使い方とは思えませんが楽しいです。

―コロナ禍で今、思うことは?

ニュースで見かける感染者の数字は、田舎で生活しているので全く別の世界の話をされている感覚になります。もちろん対策はしっかりしていますし、周囲の環境もだいぶ変わりました。しかし、対面の必要がない講義がオンラインで受けることが出来る、言語の講義も十分な対策をしたうえで対面という形態なので特に不満はありません。

―コロナ禍で困ったことは?-

高頻度でアルバイトしていたわけではないのですが、バイト先が現在も営業を停止しており、別のアルバイトを探すことが、田舎なので仕事がなく苦労しました。
現在はうまく見つけることができて一安心です。

―コロナ禍での気分転換法は?

どうしても部屋にこもりがちになってしまうので食料品の買い出しは一度に買う量を減らして、時間があるときはなるべく外出するよう心がけています。

インタビュアーより

【ニュースで見かける感染者の数字は、田舎で生活しているので全く別の世界の話をされている感覚になります。もちろん対策はしっかりしていますし、周囲の環境もだいぶ変わりました。しかし、対面の必要がない講義がオンラインで受けることが出来る、言語の講義も十分な対策をしたうえで対面という形態なので特に不満はありません。】

この視点は地方の学生ならではの視点だなと感じました。今後高校生が大学を選択する際の新たな基準になるかもしれません。

次回も学生のリアルな声をお届けしますので、お楽しみに。

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