先日、ある先生とお話ししていたときのこと。
「ACPって知ってる?」
「えっ? ACP? 何ですか、それ??」
医療に関わる仕事を長年してきた私ですが、恥ずかしながら知りませんでした。
聞けば、ACPとは「アドバンス・ケア・プランニング」の略。
日本では「人生会議」という名前で、厚生労働省も普及をすすめているそうです。
人生会議? 渋い・・。
でも、内容を知ると、なるほど、これは大事かもしれないと思いました。
例えば、突然の病気や事故で、自分の意思を伝えられなくなったら?
どんな医療を受けたいのか、どこで、どんなふうに過ごしたいのか。
家族は、私の希望を知っているだろうか?
「人生会議」とは、もしものときに備えて、自分が大切にしていることや、望む医療・ケアについて、家族や信頼できる人、医療者と繰り返し話し合うこと。
何かを今すぐ決めなければならないわけでもなく、気持ちが変わったら、何度でも話し合ってよいそうです。
ちなみに、厚生労働省の調査では、一般国民の約7割が「人生会議」という言葉を知らないという結果も。
私だけじゃなかった!笑
そして、11月30日は「人生会議の日」なんだそうです。
人生の最期について話すなんて、ちょっと縁起でもない……と思うかもしれません。
でも、これは単に最期の話ではなく、自分がどう生きたいか、何を大切にしたいかを考えることでもあるんですね。
そして、これって、DOCTOR’S VOICEでずっとお伝えしてきた「患者力」にもつながる話なのでは?とも思いました。
医師にすべてお任せするのではなく、自分の希望や考えを伝え、納得して医療を受ける。
そのためにも、まずは自分自身が「どうしたいのか」を考えておくことが大切なのかもしれません。

