【Seeds 工学院大学/注目シーズ】車両等に搭載可能な小型アンモニア分解水素供給システム

工学院大学 先進工学部 機械理工学科 教授 雑賀 高

■キーワード

アンモニア,水素社会,ゼロエミッション,脱炭素,燃料電池

■概要

・本システムは、アンモニア燃料を分解して水素を取り出すことができる。

・燃料タンク内のアンモニアを気化器によりガス化させ、熱交換器により昇温し、分解器の触媒にアンモニアを通すことによって、水素と窒素に分解する。

・小型化に対応しており、車両等の移動体への搭載も可能。

・分解器の分解効率はシステムの性能を評価する上で最も重要であり、アンモニア分解実験によるアンモニアの分解効率および燃料供給の変動に対する分解器の特性を明らかにしてある。

■アピールポイント

・定格出力1kWの燃料電池に必要な水素流量12L/minを供給するため、8L/minのアンモニア流量の供給を行うことができる。

・4L/min~8L/minのアンモニア燃料供給の変動に対応している。

■応用分野

・家庭用コージェネレーションシステムへの水素供給

・車載用燃料電池用への水素供給

・ポータブル形燃料電池発電機への水素供給

■特許事項

・水素生成装置(特願2007-202731)

・水素生成装置(特願2009-43915)

・バイオマス発電システム(特願2014-168390)

■お問い合わせ

工学院大学 産学連携室

〒163-8677 東京都新宿区西新宿一丁目24番2号  TEL:03-3340-3440 FAX:03-3342-5304

〒192-0015 東京都八王子市中野町2665-1  TEL:042-628-4940 FAX:042-626-6726

E-Mail: sangaku@sc.kogakuin.ac.jp

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