【産学連携事例】鹿児島大学農学部×ワダツミ農園株式会社の共同研究をご紹介!
- 2020/1/27
- 産学連携事例
”奇跡の木”ともいわれるモリンガの機能について鹿児島大学に調査研究を依頼したワダツミ農園株式会社の上原奈津子さんにお話を伺いました。
■共同研究のきっかけ
弊社代表が鹿児島大学農学部加治屋先生が機能性植物の内容を話されていたラジオ番組をたまたま聞き、モリンガについても研究していただこうとメールで連絡をしたのがそもそものきっかけです。 加治屋先生が快く研究を引き受けてくださり、現在に至ります。
■どのような事を大学にお願いしたのか
モリンガ自体国内であまり研究をされていない植物だったため、まずは栄養成分や効能・効果についての研究を依頼しました。
■現在の状況
昨年はモリンガの葉や茎を中心に栄養成分等を研究していただいていましたが、今年は使用されていない部分の有効活用のため、根や幹の成分も研究していただいています。他の農学部の先生にモリンガの栽培計画や圃場の土壌検査なども依頼しています。
■モリンガの特徴
モリンガは「奇跡の木」とも呼ばれ、94種類もの豊富な栄養素を持っている植物です。整腸作用やアンチエイジング、デトックス効果などがあると言われています。
2007年には国連の世界食糧計画(WFP)に採用されています。飢餓と貧困の改善のためにもモリンガは使われています。
■商品紹介
モリンガのみのお茶・パウダー、モリンガと明日葉・桑の葉をブレンドした青汁を販売しています。 くせもなく飲みやすいのが特長です。
■産学連携を今後望んでいる企業に向けアドバイスをお願いします。
大学と共同研究をすることにより、一企業のみでは時間がかかってしまう研究や周知活動を早く行うことが可能となり、PR効果もあると感じています。弊社のように気になった先生、研究をされている先生にまずは連絡をとってみるというのは案外いいのかもしれません。
■お問い合わせ
ワダツミ農園
〒893-2401 鹿児島県肝属郡錦江町田代麓705-10
TEL 0994-25-1023