【産学連携事例】今回は、使用済みLED照明の回収・リサイクルを一貫して行う業界初の事業スキームをご紹介!

「廃LED素子からのガリウム成分の卓上リサイクル装置」

法政大学 生命科学学部 環境応用学科教授 明石孝也

 

■背景/概要

LEDの普及が著しい現代だが、各方面からのヒアリングによるLED素子のリサイクル状況は進んでおらず、2015年秋にはLED照明の多量廃棄計画がもちあがる。そこで、リサイクルに対するニーズが高まり本研究へと繋がった。

LEDの主原料となるガリウムはレアメタルである。レアメタルは私達の生活のあらゆるものに使われている傍ら、近い将来、原料が枯渇するというリスクを抱えている。長寿命と省電力をうたって普及したLED照明も寿命を迎えつつあり、廃LED素子のリサイクルは今後必要不可欠であると考える。

本研究は、「金属化合物の濃縮方法」(PCT外国出願済み)を用いて、乾式法により廃LED素子からのガリウム化合物の分離・回収する方法を開発するものである。

これにより、廃LED素子からのガリウムリサイクルプロセスを確立し、環境に優しい循環型社会の構築への貢献が期待される。

 

■マッチングに対する要望

廃LED素子からのレアメタルの回収

(廃LED素子以外の)廃電子基板への応用

リサイクル装置(都市鉱石製錬用)の改良・試作

 

■お問い合わせ先

法政大学研究開発センター小金井事務部リエゾンオフィス

電話:042-387-6255電子メール:liaison@ml.hosei.ac.jp

 

法政大学生命科学部環境応用化学科教授明石孝也

電話:042-387-6242電子メール:akashi@hosei.ac.jp

 

 

 

法政大学 生命科学部 環境応用化学科 教授 明石 孝也

投稿者プロフィール

法政大学
所在地 東京都 小金井市
生命科学部 環境応用化学科 教授 明石 孝也
webサイト http://www.hosei.ac.jp/

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