徳島大学は、「新しい光(深紫外、テラヘルツ、赤外)の創出と応用」をキーワードに、次世代光を基盤とした新たな「光科学」を創成するとともに、革新的イノベーションの創出を目指しています。また、光を新しい医療や生命医科学に取り入れる「医光融合」研究を推進することにより、病気の早期発見・早期治療につなげ、誰もが健康でいきいきと生きられる社会の実現への貢献を目指しています。
こうした先端研究知見を広くご理解いただくため、【徳島大学 人と地域共創センター】では、当該研究を担う【徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所】と連携し、8人の先端研究者による「~見えない光~『次世代光』講座」をオムニバス形式で開催します。企業関係者様をはじめ、多数のご視聴、ご来訪をお待ちしています。
■講座概要
◆タイトル:~見えない光~「次世代光」講座
◆開催日(全3回)
・9月16日(土)、9月30日(土)、10月7日(土)
・9:30~12:30(3日間共通)
◆会場:対面またはオンライン
・対面会場:徳島大学 常三島キャンパス フューチャーセンターA.BA(地域創
生・国際交流会館5階)
・会場アクセス:https://www.tokushima-u.ac.jp/ccell/about/menu/access/
・対面受講申込者が定員(30人)に達した場合は、オンライン視聴のみ受け
付けします。
■各講座の紹介
【第1回目講座(9月16日)9:30~12:30】
◆テーマ:次世代分光センシング・イメージング技術の最前線
ナノメートルスケールで光を制御する技術を用いると、素子中の欠陥・不良や体
内の病気などを迅速かつ高精度で発見することが可能となる最先端ナノ光技術の仕組みと工業・医療の応用例について紹介します。
➀ 高感度分光センシングの原理と応用(矢野隆章 教授)
➁ 超解像分光イメージングの原理と応用(加藤遼 特任助教)
【第2回目講座(9月30日)9:30~12:30】
◆テーマ:光計測検査とAI活用画像認識技術の最前線
新技術開発が期待される波長領域の光の応用や、既存技術のさらなる発展とその
応用が望まれる光による検査の分野、そして今後急速な研究進捗が予想されている
画像認識分野について紹介します。
➀ AIを用いた画像認識技術(獅々堀 正幹 教授)
➁ 食品や容器検査の光活用技術(山口 堅三 准教授)
➂ テラヘルツ波の非破壊検査応用(時実 悠 講師)
【第3回目講座(10月7日)9:30~12:30】
◆テーマ:医学と光学の融合による医療分野の新展開
光学の基本的な考え方から具体的な実例を通じて、光学と医学を結びつける
「医光融合」の可能性を紹介します。「光」は、現代の医療をさらに発展させうる
として注目を集め、基礎医学から臨床医学において、様々な光の活用が試みられて
います。
➀ 光が拓く次世代の病理診断(常山 幸一 教授)
➁ 深紫外LEDを用いたウイルスの不活化(駒 貴明 准教授)
➂ 医学と光学の接点〜医光融合が拓く新たな医療〜(南川 丈夫 准教授)
■申し込み(徳島大学 リカレント教育 「次世代光」講座ページ)
https://www.tokushima-u.ac.jp/recur/side-hikaririkarento2/index.html
※申込締め切り:9月7日
■ポストLEDフォトニクス研究所について
https://www.pled.tokushima-u.ac.jp/
■問合せ先
徳島大学 人と地域共創センター 准教授 吉田 秀政
〒770-8502 徳島県徳島市南常三島町1丁目1番地
TEL 088-656-7276