【SEEDS匂いの活用】匂いの可視化、見て判断する匂いセンサー
- 2021/10/25
- 大学のシーズ
東京電機大学 理工学部 理工学科 理学系 准教授 足立 直也
■概要
有機発光性液体を用いたガス匂いセンサーに関する技術を紹介する。
一般的な有機発光体は固体であるため、加工成形が難しく応用展開が制限されていた。本技術では、有機発光体を常温下液体とすることに成功した。その結果、有機発光性液体を塗布した箇所がガス匂いセンサーとなるため、手軽に匂いガスを検知できる。アンモニアガスを検知すると瞬時に色が変化するため、目視で匂いの存在を確認でき、また、繰返し利用することが可能で、数ppmの低濃度のガスを高感度にセンシングできる。
■想定される活用例
・塗布して設置できるため、ガスセンサの設置が難しい環境モニタリング
・匂いを目視で判断できるため、工場の安全管理
・呼気から健康状態を判断するヘルスケアモニターとして
■お問い合わせ
東京電機大学 産官学交流センター
E-mail:crc@jim.dendai.ac.jp
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東京電機大学
所在地 東京都 足立区
研究推進社会連携センター 産官学交流センター
webサイト https://www.dendai.ac.jp/
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