特集

最良の治療を受けるために知っておきたい3つのスキル!

患者が最良の治療を受けるために必要な「患者力」とは何か。

患者力を研究されている加藤眞三先生に伺うと、大切なのはこの3つでした。

① 情報リテラシー
② コミュニケーション力
③ 自分の生き方を考える

まずは「情報リテラシー」。

ネットを開けば、医療情報はいくらでも出てくる時代。でも、その中から自分に必要な正しい情報を選び取るのは、実はとても難しいことです。

AIについても「信じすぎない。でも、上手に活用する」。

自分だけで考えていると、どうしても答えが一方向に固まりがちです。そんな時、AIも含めて別の視点を取り入れてみる。家族に聞いてみる。そして、できれば医療の知識がある人にも相談する。ひとつの情報だけで決めないことが大切なのだと思いました。

2つ目は「コミュニケーション力」。

「先生にすべてお任せします」という関係もありますが、「私はこうしたい」「これは大切にしたい」と、自分の考えを医師に伝えられる関係もあります。

加藤先生は、医師と患者が対等に話せる関係のほうが、その人にとってより良い治療につながるとおっしゃっていました。

そして3つ目が、「自分の生き方を考える」。

これは特に、長く付き合っていく慢性疾患では、とても大切なこと。

「自分は、これからどんな暮らしをしたいのか」
「何を大切にして生きたいのか」
「だから、どんな治療を望むのか」

治療を選ぶ前に、まず自分自身がそれを考え、医師に伝える。

これって、かなり高度な「患者力」だと思います。

病院に行って、先生の話を聞いて、言われた通りにするだけではなく、情報を選び、医師と話し、自分がどう生きたいのかを考える。

この3つ、これから受診するときに、私自身も頭の片隅に置いておきたいと思います。