特集

医師100人の言葉【最後に残った5つの言葉】編 (9/28公開)

遂に最終回を迎えました。

これまで本当に様々な言葉をいただきましたが、最後の言葉も、心に残るものばかりでした。

まずは、「正式な診断名を知っておく」こと。

私も、これはとても大事だと思っています。
診察ではいろいろ説明を受けたけれど、家に帰ってから「結局、私の病気って何だったんだろう?」と思った経験はありませんか?

正式な診断名がわかっていれば、自分で調べることもできますし、家族や別の医師に伝える時にも役立ちます。
自分の病気の名前をきちんと知る。これも「患者力」のひとつなのだと思います。

そして、「標準治療について知っておく」こと。

「標準」という言葉から、“普通の治療”“特別ではない治療”という印象を持ってしまいがちですが、標準治療とは、科学的な根拠に基づいて、有効性や安全性が確認され、現時点で推奨されている治療です。

しかも、日本ではその多くを保険診療で受けることができるのです。

そして最後に、

「最悪を想定しつつも、最善を期待する」
「恐れず、あきらめず」

この二つの言葉は深いですね。

もし自分が重い病気になったら、きっと怖い。
それでも、怖さだけに支配されず、必要な情報を得て、冷静に判断する。
一方で、最善の結果への希望も手放さない。

恐れすぎず、でも現実から目をそらさず、そして、あきらめない。

100人の医師からいただいた言葉を通して、改めて感じたのは、治療をすべて医師任せにするのではなく、患者自身も自分の病気を知り、考え、医師と一緒に治療に向き合っていくことの大切さでした。

100の言葉の中から、皆さんが適切な治療を受けるためのヒントが、一つでも見つかれば嬉しいです。