特集

医師100人の言葉【時間×個人差編】9/21公開

病院の待ち時間……憂鬱ですよね。

「今日はどのくらい待つんだろう」と、受付をした瞬間から気になってしまいます。

でも、医師のみなさんも、待っている患者さんのことを意識しながら、まずは目の前にいる患者さんをしっかり診なければならない。

考えてみれば、自分が診察室に入ったときには、「時間だから」と急かされるより、やっぱりきちんと診てもらいたいですよね。

そう考えると、待ち時間については、少しだけ「お互いさま」の気持ちを持って待つことも必要なのかな、と思いました。

そして今回、もうひとつ印象に残ったのが、

「同じ病気でも、同じじゃない」

ということ。

友達に効いた治療が、自分にも同じように効くとは限りません。同じ病気でも、症状や進み方、治療の効果は人それぞれです。

「あの人はこの治療で良くなったから、私も」と考えたくなりますが、医療には個人差があるということも、患者として知っておきたいですね。

そして、少し違う視点から、

「現在の日本では、加齢・老化や遺伝的背景が重要な疾病の占める割合が大きい」

というお言葉もありました。

年齢を重ねることで起こる身体の変化や、もともと持っている体質など、病気には自分の努力だけではどうにもならない要素も関係している、ということですよね。

だから、「これをしていれば絶対に病気にならない」と考えるのではなく、自分の年齢や身体の変化を知りながら、うまく付き合っていくことも大切なのだと思いました。

病気になる、ならないも、症状の出方も、治療が効く、効かないも、みんな同じではない。今「人の身体は一人ひとり違う」という、ごく当たり前のことなのですが、改めて。