【seeds建築】入射角で透過率が変わるルーバー液晶フィルム

山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部 電気工学科 教授 高頭 孝毅

■概要

光が入ってくる方向で透過率が変わるルーバーのような機能を持つフィルム。例えば、窓に貼ることで上からの日光はカットすることでまぶしさを防ぎ、正面や下方向からの光については透過率を高くし風景等を見えやすくする。建物・車の窓やサングラスへの応用が考えられる。2色性色素と液晶モノマーで作製し、液晶モノマーを使って作製した2色性色素の配列を重合反応で固定する。フィルムはロールで作ることも塗布して作製することも可能で、大きな面積を作ることもできる。偏光板や半波長板と組み合わせて使用する。

■活用例

①建築物・車両等の窓用遮光フィルム 遮光フィルムのほとんどは上方からの強い光を遮れば、その他の方向の光は透す方がいい。そのため大部分の遮光フィルムが活用の対象となる。

②サングラス等のアイウェア 日光のみをカットし正面や手元が見やすいサングラスなどのアイウェアが可能になる。

■社会に与える影響や効果

不適切な光だけを遮りその他の光を活用できるので省エネルギーが可能になる。

■参考画像

■お問い合わせ

山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部 電気工学科 教授 高頭 孝毅

メールアドレス: takatoh@rs.socu.ac.jp

電話番号: 0836-88-4544 

FAX :0836-88-4579

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山陽小野田市立 山口東京理科大学工学部 電気工学科 教授 高頭 孝毅

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