高知大学では、県内外高等教育機関・産業界等と連携して高知県が優位性を持つ施設園芸農業に関して、作物の生理生態情報のAIによる可視化と利活用等を実現する最先端研究(IoP:Internet of Plants)により、新産業創出や人材育成等を通じた、若者の就農・雇用創出を目指したプロジェクトを推進しています。
IoPプロジェクト人材育成部会では高知大学を中心に高知工科大学、高知県立大学の3大学連携による大学院連携プログラムを令和2年度7月から実施しています。この度、下記のとおり9月開催のプログラムが確定しましたのでご案内いたします。
本セミナーはWebオンライン講座となっており、一般の方も受講可能となっていますので本プロジェクトに興味のある多くの皆様にご参加をいただきますようよろしくお願いいたします。
※IoP特別セミナー
Next次世代型施設園芸の確立に欠かせない栽培システムや流通システムの効率化・省力化技術の開発等に関連した多様な分野の専門家の皆様からIoPの基本的概要並びに国内外の農業事情等について学ぶ講座。
(令和2年7月~12月まで、全10回開催予定)
記
(第6回講座)
日時:10月21日(水)10:30~12:00(講義・60分間程度)
講師:富士通株式会社
ビジネスクリエーション統括部 共創ビジネス推進部 エキスパート
山崎 富弘 氏
題目:「作物生理とAI・IoPのチャレンジ」
概要:近年話題になっているAI(=環境制御・機械学習)だけでは作物の成長を予測するには限界がある。県域で活用するためには異なる農業者・栽培方法にも摘要できる汎用性のあるAIシステムが必要となる。作物の生理生態モデルを融合させたAIシステムの開発を目指す統合研究課題SP2のチャレンジについて説明する。
(第7回講座)
日時:10月28日(水)10:30~12:00(講義・60分間程度)
講師:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
農業情報研究センター 農業AI研究推進室制御チーム長
徳田 献一 氏
題目:「病気の出にくい施設栽培の実現を目指す計測制御」
概要:高知県のナス栽培施設を対象とした環境計測技術と生育モニタリング技術を紹介し、得られたビッグデータを活用するためのAI技術について考える。
↓お申し込みフォーム(申込締切:10月20日(火))
*zoomウェビナーを使用したweb講座です。
*申込された方に、招待URLをメールでお送りします。
*詳しい受講方法はホームページまたはチラシをご覧ください。
IoPプロジェクトホームページ:https://kochi-iop.jp/
IoP特別セミナー(10月プログラム):https://kochi.jp/news/topics/2020/10/06/679/
担当・お問い合わせ先:高知大学物部総務課IoP事業推進室事務室
TEL:088-864-5171 FAX:088-864-5174
Email:km20@kochi-u.ac.jp