【seeds ストレス・メンタルヘルス】災害時の心理的応急処置の臨床心理士への普及に関する実践的研究

桜美林大学 心理・教育学系

種市康太郎 教授

 

 

東日本大震災をはじめとする自然災害や、事故などの人為災害によって多くの被災者は、通常の生活を奪われ、身体的・心理的にも多大な健康被害を受ける。

このような被災者に対する「こころのケア」が重要視されているが、実態としては有効に提供されているとは言えない実情もある。

そこで、非専門家でも学習できる「PFA(Psychological First Aid,災害時の心理的応急処置)※」に注目した。臨床心理士や心理学を学ぶ者に対して研修を実施し、研修の効果を検証する研究を行った。
研究では、研修前後の災害時の対応に関する知識と、対応に対する自己評価(自信の度合い)について評価した。

その結果、研修前よりも研修後において、災害対応に対する知識は増加し、自信も増していることが明らかとなっている。このPFAは、専門家以外も学ぶことができるため、さらに普及することが望ましいと考えられる。
※PFAとは、極度に痛ましい出来事に遭遇した被災者を援助するための人道的なアプローチである。Do No Harm(被災者を、被災した以上に傷つけない)の原則に基づいて、実際に役立つ方法で行う。

 

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