「医者は、みな同じではない」
三輪先生がおっしゃった言葉、強く印象に残りました。
考えてみれば当たり前なのですが、医師も人それぞれ。常に勉強を続け、新しい知識をアップデートしている先生もいれば、そうではない先生もいる。経験の浅い若い先生に診てもらうこともあれば、その分野を長年診てきた熟練の先生に出会うこともあります。
そして、自分の病気や症状に合った、最良の医師に診てもらえることは、実はとてもラッキーなこと。
では、患者はどうすればいいのか。
三輪先生が勧めるのが、医師の「経歴」を見ること。
単に「○○大学卒業」というだけではなく、何を研究し、何を専門にしてきたのか。自分が困っている症状や病気と、その先生の専門が合っているのかを確認する。
「有名な病院だから」「大学病院だから」だけではなく“誰に診てもらうか”まで見ることが大切なんですね。
また、医師との信頼関係について伺うと、「それは医師側の責任」と三輪先生。患者が必要以上に気を遣わなくてもいいのかもしれません。でも、これまた、三輪先生の様な先生にあたるのかも、わかりませんよね・・。
ー患者側ができることー
「いつから」「どんな症状が」「どんなふうに続いているのか」「今日は何を相談したくて受診したのか」。
診察では話があちこちに広がってしまうこともあります。だからこそ、必要な情報を整理して伝えられるほうが、結果的には患者自身にとって得になるというお話をいただきました。
そして、専門医に診てもらいたい場合には、かかりつけ医から大きな病院を紹介してもらう際に、希望を伝えてみるのもひとつ。
「テレビで見た○○先生に診てもらいたい」
「この病気を専門にしている先生にお願いしたい」
そんな希望から、つないでもらえる場合もあるそうです。
病院に行けば、自動的に自分に一番合った医師が診てくれる――とは限らない。
だからこそ、医師について調べる。自分の症状をきちんと伝える。そして、希望があれば口にしてみる。
これも、自分がより良い医療を受けるための「患者力」のひとつなのだと感じました。

